脱ペットボトルだけで良いの?

SDGs 更新日:2021年06月15日

海洋プラスチック問題が大きな話題になった2018年以降、その象徴のように取り上げられているペットボトルですが、実は大手メーカー側では既にペットボトルのリサイクルに取り組んでいることをご存じでしょうか?

(引用:食品産業新聞 https://www.ssnp.co.jp/news/beverage/2021/02/2021-0215-1728-16.html)

SDGsの12番目の目標「つくる責任 つかう責任」では、「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」とされています。つまり「つくる」側は持続可能な開発目標に取り組んでいる現状で、何が問題なのでしょうか?

日本全体のプラスチックごみの総排出量は年間903万トン、そのうち全体の4割を占めるのがレジ袋や食品トレー、お菓子の包装などの「包装・容器・コンテナ類」なのです。 実はペットボトルは全体の6.5%と、我々が持つイメージよりはるかに少ない割合です。そしてペットボトルはその大半がマテリアルリサイクルと呼ばれる手法で新しいペットボトルやシート、繊維などに生まれ変わっているのです。

一方、レジ袋や食品トレー、お菓子の包装、コーヒーのプラカップなどのプラスチックごみは国際基準では認められていないサーマルリサイクルという手法でリサイクルされています。
(引用: MASHING UP 「内記事脱ペットボトルはプラゴミ問題の解決にならない? 私たちが知っておくべき「プラゴミの事実」-家庭ゴミ編- 」よりhttps://www.mashingup.jp/2019/12/plastic.html )

環境に配慮する意識を持つことはこれからの時代不可欠です。販促品の業界でも「つくる責任 つかう責任」は前提として考える必要があります。 ですが、「脱ペットボトル」のように、何かをスケープゴートにすることなく、世の中で「何が起きているのか?」「これからどう行動していかねばいけないか?」に常に目を向けていかねばなりません。

 

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