ジッパーとファスナーとチャックの違い

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衣類やカバンなどに使用される留め具を「ジッパー」や「ファスナー」または「チャック」と呼びます。
この中にひとつだけ、日本生まれの言葉があります。

この留め具を考案したのは、アメリカのウィットコーム・ジャッドソンという人です。
彼は「しっかり留める」という意味のfastenから「ファスナー」と名付け、1893年に生産が開始されました。
従ってファスナーが一番古く、正式な呼び名といえます。

その後1920年代になって、アメリカで靴の製造会社がファスナー付きのゴム長靴を「ジッパー」と名付けて販売開始しました。
これは、ファスナーを閉める時に「ジップ(zip)」という音がすることから「ジッパー」という名前になったそうです。
やがて、この商品名がファスナーを表す言葉とし広まったとされています。

日本には昭和2年(1927年)に初めて国産ファスナーが作られました。この時「チャック印」という商標で販売されました。
チャックというのは「巾着(きんちゃく)」に由来して付けられたのです。

カタカナで表現されると外来語のように思えますが、「チャック」という言葉はメイド・イン・ジャパンだったのです。
3つの言葉は、すべて同じ物を指しているわけですが、ファスナーとジッパーはある程度、欧米でも使えますが、チャックは別の物になるかも知れませんのでご注意を!

ちなみに、中国語圏では「ラーリェン」。フランス語では「フェルメチュール・ア・グリシェール」と呼ばれます。また、中米諸国では「稲妻」を表す「シェレス・レランパゴス」と呼ばれています。

三校資料:YKKホームページより

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